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青竜の城

青竜の城

みのラン(140km)

みのラン(06/08/03)

みの

7月の半ばごろ、物理学科の友人であるこーた君に「実家を訪ねてもいい?」と打診してみたところ、「いいよ。8月3~4日なら僕も帰ってるし」とのことで、行ってみることにしました。9日からは事前合宿も控えていますしね。

8月3日、午前4時半出発。眠い。外はまだ日の出には時間があり薄暗い。とにかく眠かった。実は、前日の9時ごろまでアルバイトの家庭教師に行っており、そこから旅行の準備を始めたのだ。さらに準備が一段落つき、そろそろ仮眠を取ろうとしたときに、横浜在住のsyuiken君から電話がかかってきた。なにやら今暇だから電話をかけたというのだ。彼との会話はなぜか長くなる。結局90分ほど長電話。そんなこんなで、実は徹夜での出発となっていたのです。

午前5時ごろ。国道1号線から8号線へ分岐する地点があるのだが、僕は、いったん1号をそのまま進みかけてしまった。そして引き返し、道の下を通ったりしながらなんとか8号へ。わかりにくい! そこからはひたすら8号を通ることに。国道8号線は実は去年の6月ごろに、サークルで「彦根ラン」というイベントがあり、彦根駅まで走ったときに通った道なのだ。懐かしさを感じながら走っていた。

午前6時。どんっ! 眠たさと疲れでついボーっとしていたのか、車輪止めにぶつかってしまう。こけるところまではいかなかったけれど、初めて休憩を取っていると、後から妙な格好をしている兄ちゃんがやって来た(僕も人のことは言えないけどね)。サッカーのユニフォームっぽい上下で、カチューシャ。そしてそのユニフォームのズボンから出た足には、足首まであるようなスパッツ生地。さらに太い黒ぶちのめがねにリュック。ちなみにママチャリでした。

午前7時半。快調なペースで走っていると、古沢町という交差点で僕は立ち止まった。大型トラックがびゅんびゅん通り、それなのに歩道が無いし、路側帯も1メートルも無い。このまま行ったら死ぬ。そこでよくわからないけど県道にそれてみることに。これがなんとも微妙な選択。いったん道を横切るために指示通り地下にもぐり、再び地上にでたときにはここどこ?状態。それでも適当に進んでいると、なぜか湖岸を走っていました。さざなみ街道というやつです。そこで遠回りをしたり、地図を確認しなおしたりして、予定通り国道21号線に出られたのは、ずいぶん時間が経過した後でした。

岐阜県
午前9時半。ついに来た。ついに来ましたよ。岐阜県で~す。柏原という名前を看板なんかでよく見かけだしてから、案内標識を気にしながら走っていたんです。感動。ちょっと疲れ気味でスピードが出なくなったいたので、すごく元気になりました。あ、そうそう。県境で写真を撮っていると、後ろからサッカー兄ちゃんが僕を追い抜いていきました。ちょっとびっくり。すぐに抜き返しましたけどね(笑)。

午前11ごろ。道路の右側を走っていたんですけど、案内標識を確認すると「岐阜←→大垣市街」となっており、左に曲がらなくっちゃな~、どこかに道を渡る場所ないかなあ~。と余所見をしていると、どんっ! また車輪止めにぶつかってしまいました(涙)。派手にこけて、手にかすり傷ができたし、チェーンも外れました(涙)。もうー、と思って直していると、後ろから再びサッカー兄ちゃん登場。今度は大垣市街の方へ走っていきました。さようなら~。

正午。暑さと殺人的な日差しに弱りながらも、なんとか岐阜市に到着。そこでなぜか無性によーかんが食べたくなる。「ようかんようかんで食べようかん」とか自分で行って自分で笑ったりしてた。暑さに完全にやられてました。コンビニに立ち寄って、本当に羊羹と、あと菓子パンを買って食べました。

午後1時。「岐南IC」という交差点を左折して国道156号に入るつもりだったのに、岐阜市に入ってもなかなかその交差点が見当たらない。ひょっとして通り過ぎた? と不安になりながらも進んでいくと、「岐南市」の案内標識が。僕の地図には岐南市なんて載ってないんです。合併したのかなあ。そこでちょっと元気を取り戻して進んでいると、ありました。もう涙がでそうでしたよ(嬉)。ちなみに、なぜか再びその周辺でサッカー兄ちゃんに出会いました。なんで? 大垣に行ったのでは?

午後1時半。あと30キロ。だるい。だるい。だるい。だいたい残り3~40キロの地点が、個人的には一番つらいんです。その日もそうでした。当初の予定では午後1時に到着予定でしたから、すでに遅れていました。こーた君に「ごめん。遅れる」とメールを送りながら、必死で走っていました。

午後2時半。サークルKで休憩。もう暑さで死にそうになっていたので、日ごろあまり口にしないアイスクリームを食べました。めっちゃおいしかった~。案内標識には「美濃市街9km」とあったので、ラストスパートに備えてエネルギーを補給していたのです。

美濃市
午後3時ジャスト。ついについに美濃市に到着。美濃市駅で待ち合わせをするつもりだったので、ある交差点で「もうすぐ着くよー」とメールを送ろうとしたところ、交差点の向こう側にこーたくんを発見しました。安堵感により、それまでの疲れがスカーっと取れましたよぉ。

それからは御実家にお世話になりっぱなしで、冷たいお茶を出してもらったり、シャワーを借りたりで、本当に感謝感謝です。さらにそんなことにとどまらず、なんと夕食はバーベキューをご馳走になりました。ばんざーい。その後はなぜかこーた君とこーた君の妹さんと一緒に近所のカラオケへ(街灯無えっ!)。いやぁ、妹さんはいいキャラだね。御両親やおばあさんにも会えたし(みなさんお若いっ!)。

展望台より
翌日、こーた君に美濃市を案内してもらいました。うだつと和紙の町だそうです。展望台にも上ったりして美濃市を一望しました。長良川大きいね。それにしても展望台にカブトムシがいたのには驚いたよ。

走行距離140.0km 平均時速18.1km/h 最高速度43.5km/h


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